イタリア旅行に忘れてはならないもの、それは美意識

イタリア, ファッション

イタリアは数々のハイブランドが生まれ、世界が注目するコレクションが行われるなどファッションの街。同時に、イタリア旅行をお考えの方で食を楽しみにしない方はいないですよね。そこで今回はイタリア旅行中のファッションと食をテーマにお届けします!

 

【イタリア人女性を見習って】

旅行プランを立てる際に困るのが服装選び。スニーカーにレギンス、体のラインの出ないゆったりしたワンピースなら楽なことは確かです。飛行機や電車など長距離の移動時はそれでもいいかもしれませんが、ハイブランドが集まる通りでショッピングをする際や、ローカルが集まるアペリティーボ&夕食に出掛ける際はやっぱり少しはドレスアップしたいもの。

イタリア人女性は幾つになっても女性らしいセクシーさを忘れません。パリっとした白シャツの胸元は大きく開け、アップヘアでデコルテから首筋を美しく見せる。そこに輝くのは小さな宝石が付いたピアスとネックレス…。

胸の谷間が見えていたり、ヒップラインが分かるタイトスカートを履いていても、なぜか不潔感やいやらしさがないのは、彼女達が自分の体型に自信を持ち、姿勢良く、堂々とした振る舞いだから。そんなイタリア人女性を見習えば旅行者でも街で浮かず、こなれた雰囲気を醸し出し、ローカルに混じってもっとイタリアを楽しむことができますよ。

 

【具体的な服装選びは?】

服装は観光スポットをまわる昼間と、レストランへ行く夜間で分けてプランニングするとうまくいきます。

昼間の街歩きの際に負担になるのが石畳の道路です。アスファルトで均一に舗装されている道は少なく、ほとんどがでこぼことした石畳やレンガ。ヒールが無ければ大丈夫だろうと、安易に見た目の可愛さだけで選んだフラットシューズを履くと足裏がすぐに痛くなってしまうので、たくさん歩く予定がある場合は必ず底が厚くクッション性のある靴を選びましょう。靴から考えたコーディネートをするといいかもしれません。

日が暮れる頃になるとアペリティーボの時間です。これはミラノで発祥したイタリア独自の食習慣です。イタリアでの夕食タイムは大体20時以降。それ以前の18時頃からバールで軽く一杯飲むのがこのアペリティーボです。会社帰りの人々が、仕事とプライベートの区切りを付けるのもこの一杯。アペリティーボが始まる時間と共に何だか浮かれた華やかな空気が漂い始めます。この時間帯はぜひハイヒールと、シンプルかつフェミニンな品のいい服装に着替えて街に繰り出しましょう。

c16d5bb6e7a3ca94649606c567045daf_m

 

【見て、見られ、磨かれる】

イタリアの男女は見られることも、見ることも対等に楽しみます。そのために着飾り、人に注目されるいかに魅力的な自分になるか。それの繰り返しで美が磨かれていくのです。もちろん外見だけでなく内面も磨かれていなければならないのは言わずもがな。ただ街を通り過ぎる旅行者としてだけでなく、イタリア人女性の美意識に注目すると、街の日常にもう少し溶け込むことができるはずです。

Writer's Profile

Emi Matsumori

国内の芸術大学を卒業後グラフィックデザイナーとして活動。世界中から多種多様な人間が集まるベルリンで生まれる新しいカルチャーに刺激を受け2012年に移住。ヨーロッパの文化やデザインを日本へ発信するライターとして活動中。