おせち料理に潜む日本人の遊び心

ART&CULTURE

2018年1月9日(火曜日)

正月に食べるものと言えば?

 

と聞かれれば

おせち料理?とイメージする方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はおせち料理について調べてみました。

 

おせち料理はお正月に食べるお祝いの料理で

元旦を祝うために神様にお供えし

感謝の気持ちを込めてその土地で取れたものをお供えしていたようです。

それが江戸時代に庶民にまで広がったと言われています。

 

おせち料理は本来はお正月だけのものではなく

節目節目に神様にお供えをしてそれを料理して食べていたようです。

一年で一番大事なお正月に振舞われていた料理が「おせち料理」と呼ばれ

現在のおせちの原型となったようです。

 

 

またおせちに使われる

料理や食材やにはそれぞれ謂れや願掛けがあります。

私も中学生の家庭科の授業で少しだけ調べたことがあったのですが

なるほどな。

と思うところもあったのでちょっぴり調べてみましたのでごらんください。

 

数の子

ニシンの腹子である数の子は卵の数が多いことから

「子孫繁栄」を願う縁起物とされています。

 

田作り

片口イワシの稚魚を干して、飴炊きにしたもの

片口イワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ五穀豊穣を願います。

「五万米」の字を当て「ごまめ」と呼ぶこともあるそうです。

 

黒豆

邪気を払うという意味と、黒く日焼けするほどにマメに

勤勉に働けるようにとの願いが込められています。

 

ごぼう

地中深くに根が入っていくゴボウを食べて

家の基礎が堅牢であることを願ったそうです。

 

紅白かまぼこ

赤は魔除けやめでたさと慶びを、白は清浄、神聖の意味があります。

また、蒲鉾は「日の出」を象徴しているといわれています。

 

伊達巻

形が巻物に似ているため

知識が増えるようにとの願いが込められています。

 

昆布巻き

「こぶ」は「よろこぶ」に通ずるとして縁起が良いとされています。

 

栗きんとん

豊かさと勝負運を願います。

黄金色に輝く財宝にたとえて豊かな一年を願う料理です。

 

ちょろぎ

「長老喜」「千世呂木」と書き長寿を願います。

中国では昔からよく食べられる食材で長寿に期待ができるといわれているそうです。

 

錦玉子

黄身と白身の二色が金と銀にたとえられています。

また、「2色」を「錦」と語呂合わせしていると言われています。

 

ぶり

ぶりは子供から大人になるまでに呼び名が変化して出世していくことから

ゲン担ぎで大成する、名を上げる、出世を願っています。

 

「めでたい」と語呂合わせ。

恵比寿様が持つ魚である鯛は晴れの食卓に相応しい魚としておせち料理に使われてきたそうです。

 

海老

長生きの象徴だと言われています。

長いひげを生やし、腰が曲がるまで長生きすることを願っています。

 

れんこん

穴が開いているので将来の見通しが利くように

見通しが明るい一年になるようにという願いが込められているそうです。

 

里芋

子芋がたくさんつくことから

子宝に恵まれる様子をイメージ出来るので子孫繁栄を願っています。

 

タケノコ

筍は成長が早いので子供がすくすく育つように願ったり

天に向かって伸びるので立身出世なども願ったようです。

 

梅は花が咲くと必ず実を結ぶことから縁起ものとされていました。

花のあでやかさは縁起物として愛され

また、高貴な香りは豊かな生活の象徴ともされています。

 

 

 

住まいによってそれぞれの地域性があるようなので

ここで挙げたものがあったりなかったりするかもしれませんが

共通して言えることは

私たちは昔から縁起を担いだり、願掛けをしたり、語呂を合わせたり

ダジャレのようなおせち料理の縁起物もありましたが

日本人にはそういう

良いと思ったもの、良いと感じたことを取り入れてみよう

という遊び心と寛容な精神が代々持ち合わせているのかもしれませんね。

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アレティ編集部

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