スタイリスト・参鶏湯研究家 脇もとこさんの美の習慣

BEAUTY&HEALTH

 

スタイリストとして活躍しながら、ワークショップのプロデュース、料理教室なども開催する脇さん。“美容に関してはズボラです!”と言いきりながらも、女性らしいしなやかさや、自然な輝きがあるのはなぜ!? 美のヒントは20年前に目覚めた健康的な食事にありました。

美の習慣 その1:身体の状態に合わせて食べ物を選ぶ!

夏はトマトやキュウリなど、身体の熱を冷ます食べ物がおいしい季節。女性にとって“冷え”は大敵と言いますが、やはり旬なものをいただきたい! そんなときに参考にしたいのが脇さんのシンプルな考え方。

「新鮮であること、おいしそうであることが何より大事! そして、口から摂取するものはできるだけ常温以上にしています。けれど“冷やさない”ことだけにとらわれるのではなく、暑いときは余分な熱を冷ます食べ物も必要ですし、夏でも冷房で身体が冷え切ったときは温める食材を一緒に摂るようにしています。例えば、キュウリの酢の物には生姜をプラスするなど、身体を冷やしにくい食材との組み合わせがオススメですよ」

美の習慣 その2:甘いものを食べたくなったときはフルーツ!

糖分の摂りすぎも体を冷やす原因となったり、タンパク質などと結びついて細胞を劣化させる糖化現象=肌の老化を加速させることも。分かっていながらもセーブしづらい甘いものを食べたくなったときは?

「もともと甘いものが大好きで、30歳くらいまでは食べたいものを好きなだけ食べていましたが、食に気を付けるようになってからは、自身の体質を理解し、体調に合わせて摂取する甘みを吟味するようになりました。今では、甘いものを食べたいときは生のフルーツや常備しているナツメなどのドライフルーツを少し食べるだけで満足することが多いですね。けれどあまり無理せず、ケーキやチョコレートも食べます! アイスクリームだけは冷たくて甘いので、なるべく食べないように心がけています」

美の習慣 その3:“冷えは万病の元”と心得る!

夏も就寝時はレッグウォーマー、ネックウォーマーが欠かせないという脇さん。参鶏湯好きが高じて薬膳の勉強にも余念がなく“漢方的なライフスタイル”を意識しているそう。

「冷えると血行が悪くなり、顔色、肌の状態も悪化します。“薬膳”や“漢方”というと敷居が高く感じますが、風邪のひき始めに飲む葛根湯も漢方薬です。身体を冷やさない以外にも、早寝、上質な睡眠、規則正しい生活、消化に良いものを食べる、よく体を動かすことを習慣にしているので、葛根湯を飲んだ日はお粥などを食べて早めに就寝。それだけで回復することもあるんです。ただし、葛根湯が効くのはひき始めだけ。熱が出てしまったら逆効果なのでNGです。薬膳料理の参鶏湯も高麗人参や生姜、なつめなどを使い、あらゆる症状を改善する効果があります。インナーバランスが崩れているとき、風邪をひきそうなとき、身体が弱ってエネルギー不足のとき、暑気払いにもピッタリなんです」

~脇さんオススメの冷え予防食材~

「冷えには生姜とシナモンがオススメ。手足などの末端が冷える場合は血液の流れが滞っているので、身体を温める食材だけではなく、ストレッチや軽い運動も必要です。身体は冷えているのに顔だけ火照る場合は、更年期障害によるホットフラッシュかもしれません。血の巡りをよくするだけでなく、潤いをチャージする食材(ナッツ、白きくらげなど)や、五臓の腎をサポートする食材(黒ごま、黒米、黒砂糖、黒豆など)をお試しください」

<プロフィール>

脇もとこ/スタイリスト・参鶏湯研究家・漢方養生指導士
薬膳や発酵食品を通してキッチンから広がる健康的なライフスタイルを提案するプロジェクト『HOME KITCHEN PHARMACY』主宰。現在、参鶏湯研究家として薬膳の魅力を伝える他、様々なアーティストとのコラボレーションにより季節に合わせた「食」にまつわるワークショップを展開中。参鶏湯研究所では、自宅で気軽に参鶏湯作りに挑戦できるスパイスセットを販売中。

美の旅編集部(Areti)

東京・日本橋発のベンチャー美容ブランドAreti(アレティ)がお届けする「美の旅」では、知っていると、毎日がちょっと楽しくなる情報をお届けします。

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