日本人にとって欠かせない習慣といえばお風呂。
特に今の季節は、毎日湯船につかる方が多いと思います。
そこで、今回は身体の芯までポカポカになる入浴方法をご紹介したいと思います。
バスタイムで一日の疲れを癒しましょう♪
■お湯の温度
仕事や学校帰りの夜など、一日の疲れをとってリラックスしたいときは
40℃前後のぬるめのお湯がおすすめです。
ぬるめのお湯に10分以上ゆっくりとつかることで、
リラックスしているときにはたらく副交感神経が刺激され、
身体を入眠モードにしてくれます。
また、入浴剤を使うのもいいですね。
お湯の色が変わると気分も上がりますし、効能もあって一石二鳥!
お馴染み炭酸ガス系のものから薬用入浴剤まで、
薬局に行けば大抵のものは揃っているので
好みの香りや効果のものを選んでみるのはいかがでしょうか。
■洗う順番
突然ですが、普段お風呂に入ってからどんな順番で身体を洗っているか
思い出してみてください。
案外意識していない方も多いのではないでしょうか。
実は、身体……特に大切なお肌のために守るべき順番があるんです!
早速ご紹介したいと思います。
1.クレンジング
まず、お風呂に入ったらできるだけ手が濡れていないうちにクレンジングをしてしまいましょう。
毛穴に詰まったメイクを洗い流して素肌になり、老廃物を排出する準備をすることが大切です。
優しく、しっかりと洗い流してください。
ただし、この時点では「洗顔」はしません!
あくまでクレンジングだけを済ませます。
その理由は後述しますね。
2.お湯につかる
クレンジングが終わったら、シャワーで身体を軽く洗い流して早速お湯につかりましょう。
温度はやはり40℃前後で、このときに汗と老廃物を出します。
身体が十分に温まったら次のステップです。
3.シャンプー
浴槽から出たら次はシャンプータイム。
髪の毛についた汚れや皮脂をしっかり洗い流しましょう。
この際、身体よりも先に髪を洗う理由は
洗い流したトリートメントの成分が身体や顔に残るのを防ぐためです。
ここで髪の長い方はひとつに束ねて、せっかくケアした髪に
ボディソープがつかないようにしましょう。
4.身体を洗う
このとき身体は温まって毛穴が開いている状態なので、
素肌を傷つけないようやわらかいスポンジにたっぷりと泡を乗せて洗いましょう。
繊維タオルでゴシゴシしてしまうと、
色素沈着を引き起こしてしまう可能性があるので要注意です。
5.洗顔
ここでようやく洗顔です!
さきほどクレンジング時に洗顔はまだしない、と言ったのは
開いた毛穴に入り込んだシャンプーやリンスを最後に洗い流すためだったんです。
洗顔の際も、身体を洗ったとき同様かそれ以上に
優しく優しく指先を肌に滑らせるようにしましょう。
洗顔ネットなどを使って泡をたっぷり立てて、
自分の指よりも泡を当てるようにしてふわふわと洗います。
洗い流すときは、素肌が傷ついてしまうのでシャワーは直接当てず
洗面桶にぬるめのお湯をためて手ですすぐようにしましょう。
以上、バスタイムで洗う順番は
クレンジング → 入浴 → シャンプー → 身体を洗う → 洗顔
となりました!
今後はぜひ、試してみてください。
■入浴後の保湿
お風呂でリフレッシュしたあとは、もちろん保湿も忘れずに。
バスタオルで水分を拭って脱衣所を出たら、
毛穴が開いているうちに化粧水や乳液を浸透させましょう。
身体もあたたまっているうちにボディクリーム等でしっかりケアしてくださいね。
顔、身体いずれの保湿もお風呂を出てから5分以内に済ませられれば最高です。
さて、身体の芯までポカポカになる入浴法は以上となります。
今日もお風呂でゆっくりリラックスして明日からまた頑張りましょう♪