読みもの
アンバサダーが抱えるお悩みにプロがアドバイス! Vol.3
夏の紫外線ダメージがまだ残っているうえ、外気の乾燥によって“肌の水分量が低下”するこの季節。乾燥によるちりめん状や線状の小じわは、放っておくと数が増え、深刻なシワの原因に! Vol.3も美容家・山口奈里子さんにお答えいただきます。乾燥でお悩みの方は必見ですよ。
お悩み
そろそろ乾燥が気になりだしています。なんとか小じわを予防したいけど、どんなお手入れがオススメですか? (わーこ 40代)
Advice
ポイント1:乾燥小じわの予防は、1にも2にもまずは保湿!
バリア機能を高めるため“保湿機能の良好なお肌”を育てることを心がけて下さい。ローションたっぷりのシートマスクを、できれば毎日行うくらいのつもりで、日々の保湿ケアをしっかりと。気になる部分だけコットンパックをするのもオススメです。天然保湿因子でもあるセラミド配合のスキンケアアイテムも試す価値ありですよ。
バリア機能を高めるためには、スキンケアにオイルを取り入れる方法も。天然の皮脂に近く、肌馴染みの良いホホバオイルやスクワランオイルが使いやすいです。お気に入りの美容オイルを見つけて、スキンケアの最初にブースターとして、最後になじませて、ファンデーションに極少量混ぜて……など、お好みでプラスしても良いでしょう。
ポイント2:お肌の水分を奪わせない工夫を!
長時間身を置く環境は、湿度が50%を下回らないようにしたいものです。お肌の事を考えると湿度は60%を保ちたいところ。オフィスでは、デスクにパーソナル加湿器を置くなど、ご自身のスタイルに合わせて、昨シーズンより何かひとつでも追加できるものを考えてみて下さい。
また、洗顔の洗い流しは“冷たいぬるま湯”のイメージで。特に冬場は、体のついでに顔もお湯で流してしまうと必要な油分まで奪われてしまい、お肌の乾燥を助長しかねませんのでご注意を!
ポイント3:スキンケアアイテムの見直しを!
しわの改善に効果が認められている、“純粋レチノール”や“ナイアシンアミド”等が配合されたスキンケアアイテムをプラスするのも良いですね。スキンケアの際には角層を十分に潤し、バリア機能を高めることを意識しながら、温めた手でハンドプレスをじっくり丁寧に行って下さい。手が冷たい時は、脇の下にちょっと挟むだけでも温められますよ!
<プロフィール>
山口奈里子/美容家・ホリスティックビューティーアドバイザー・美容ライター
“お肌にいいこと”の本質を求め、ホリスティックでサスティナブルな美容を探求・発信している。1児の母。 #ナリコスメ #ナリコノオススメ
>Instagram narikoyamaguchi