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台湾に行ったらここは外せない! 猫の村で癒される旅
日本人に大人気な台湾。
定番の台北で食べ歩きをしたり、映画で一躍有名になった九?(キュウフン)を散策したり、観光スポットが盛りだくさんの国です。
そんな台湾で、猫と触れ合えるスポットがいま注目を集めています。
今回は、台北からでも電車で行ける「猫村」こと「猴?(ホウトン)」の歴史や魅力をご紹介します。
猫の都こと「猫村」は「猴?(ホウトン)」という場所にあります。
ホウトン駅は、台北から電車で1時間ほどで行けるので
台北にホテルを予約している方は気軽に立ち寄れる距離かと思います。
ちなみに有名映画のモデルとなったと言われる「九?(キュウフン)」の最寄り駅「瑞芳(ズイホウ)」駅と
猫村のホウトン駅はお隣なので九?に訪れる予定のある方は、
うまく時間を合わせていくといいかもしれませんね。
台北〜ホウトンの電車は本数が多くないので、お昼ごろにホウトンを観光して、日が沈むころにお隣のズイホウ駅に移動して九?を観光するコースもオススメです。
台湾では電車の切符は駅の窓口でも購入できますが
せっかくなので現地の方に倣って券売機で買って電車に乗り込みましょう。
台北から電車に揺られること約1時間……
ホウトン駅に到着したら、改札を右手(山側)に出ます。
駅には猫のオブジェやポスターが飾られていて、電車を降りた瞬間から猫たちにがお出迎え。
そしてホンモノの猫たちが我が物顔でのんびりと過ごしている「猫橋」を渡るといよいよ猫村に到着です!
実はこの村、今でこそ猫の楽園なのですが
昔は猿がたくさんいたために「猴?(ホウトン)」という地名になったそうです。
(中国語で猿は「猴」といいます)
現在は猫村として観光客を歓迎してくれていますが、
住宅地であり民家も多いので「猫を追いかけて気づいたらお庭に入ってた!」
なんてことのないようにご注意くださいね。
地元の方手作りの注意書き看板なども置いてあるので、
ぜひ一度目を通してみてください。
看板も猫モチーフで可愛いです!
ホウトンは住宅地でありながらもやはり観光地なので、
お土産屋やカフェがたくさんあります。
どのお店も猫がモチーフのドリンクやフードを提供していてとっても可愛いです!
カフェで休憩しているとき気づいたら猫が足元でお昼寝していたりと、
村全体で猫を大切にしているのが感じられます。
また、ホウトンには猫のほかにも魅力的な側面があります。
というのも、ホウトン近辺は炭鉱跡でもあるので廃墟好きを唸らせる
廃墟スポットがたくさんあるのです。
炭鉱跡地へ向かうには、駅に戻ってから猫村とは逆方向の河側に行きます。
こちらには儚くも美しい廃墟の世界が広がっており、
記念館もあるので当時の様子や猴?の歴史を知ることができます。
また、現役の石炭運搬用トロッコも走っていて
料金を払えば乗ることもできるそうです。
トロッコに乗りながら、のんびり猴?の風景と猫を眺める時間もいいですね。
[猴?(ホウトン)の猫村]
1.猫村への行き方
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2.猫村ってどんなところ?
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