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スイーツラバーの甘いもの万歳!
私は子供の頃から甘いものが大好きです。正直、フルーツを含めて、糖分のある甘いものを食べない日が1年の内に何日あるかどうか、いや、おそらく、365日何かしら甘いものを食べていると断言できます。
甘いものを摂取することによる、メリット・デメリットを考えてみたいと思います。
甘いものを食べる=太るばかりではないと思います。甘いものを食べるメリットは、
・脳にエネルギーを補給できる
・快感ホルモンが分泌される
・リラックスした気分になる
といったことがあるそうです。
甘みのもとである糖類は、体内で「ブドウ糖」に分解され、エネルギー源として活用されるため、特に脳にとっては必要不可欠な栄養素でもあるのです。
甘味が舌などの神経を刺激することで、快感ホルモンの「βエンドルフィン」や「ドーパミン」が分泌されるので、甘いものを食べたときの幸福感を味わうことができます。
βエンドルフィンの別名は「脳内麻薬」。気分の高揚などが起こるのも、このβエンドルフィンのおかげ。美味しいものをいただくと、「わっ、美味しい!」と幸せな気分になるのも、このせいかもしれませんね。
甘いものをとると、幸せホルモン「セロトニン」がつくられやすくなり、このセロトニンによりリラックス感や満足感を得られやすくなります。
甘いものを食べ過ぎる場合のデメリットは、
・余った糖分は「中性脂肪」になる
・活性酸素が増加し、老化を促進
・疲労の慢性化や老化につながる
といったことが考えられます。
甘いものを食べると太ってしまう、というのはつまり糖の摂り過ぎによりエネルギーとして消費しきれず、余った糖分は「中性脂肪」になってしまうからです。
糖質の吸収により血糖値が上がりますが、その上がった血糖値を下げようとインスリンが分泌され、この血糖値の急激な降下が「活性酸素」を発生させることにつながり、活性酸素が発生しすぎると、体を錆びさせ、太る、老ける、といったことの原因となるのです。
糖質はエネルギーに変わる過程で、疲労回復のビタミンB1を大量消費してしまうので、糖質を摂り過ぎるとビタミンB1の供給が追い付かず疲労しやすい体となるし、体内にある「たんぱく質」と食事によって摂取した「糖」とが結びついて糖化すると、体中を老化させる原因の一つとなります。
私は甘いものが大好きなので、止めることはしませんが、自分なりに工夫していただくようにしています。
一つには、食べ過ぎないことです。美味しいものはつい食べ過ぎてしまいますが、今日はここまで、と量を調整するようにします。食べ過ぎてしまった時、その日の炭水化物の量を減らす、あるいは翌日は甘いものを控えめにするなどしています。
二つめは、自分で手作りスイーツを作ることです。コロナ渦で余暇時間が増えたこともあり、ゼリーやプリンは自分で作ることがあります。手作りをすることで、使用する砂糖の量を抑えることができ、結果的に市販のものよりローカロリーに抑えることができます。
三つめは、スイーツをいただく時間をできる限り午前中、あるいは、午後早い時間にしています。スイーツをいただくことはやめられないので、早い時間にいただくことで、その日のエネルギーとして消費しやすくするためです。
美味しい甘いものをいただくことは、楽しみの一つなので、これからも上手に食べていきたいなと思います。