読みもの
バレンタインデーには『P.S.アイラブユー』のように、普段言えない想いをカードで伝えてスペシャルに
すぐそこにまで近づいた、バレンタインデー。彼に、旦那様に、チョコを渡す方も多いでしょう。ですが、「毎年渡しているから」「それが習慣だから」と、ただ渡しているだけではもったいありません。今年は、少し特別なバレンタインにしてみませんか?
・バレンタインは、お互いの愛を改めて考える日
90カ国以上で活動するクリスチャン・グループ『ファミリー・インターナショナル』のHPによれば、元々のバレンタインデーは「14日に若い未婚女性たちの名前が書かれた紙が入れ物に集められ、翌15日に男性たちがその紙を引いて、あたった娘と祭の間、時には1年間も付き合いをする」というものでした。
そこから時代に合わせて派生し、いつしか愛を綴ったカードを出すのが習慣になったのです。
つまり、“お互いの関係について改めて考える日”であり、“普段は伝えにくい愛を伝える日”でもあると言えるでしょう。
・今年のバレンタインは、カードで素直な想いを伝えて
今年は元々のバレンタインデーの習慣に乗っ取って、彼へカードを送ってみてはどうでしょうか? 「でも、何を書けばいいか分からない……」という方もおられるでしょう。そんな方は、映画『P.S.アイラブユー』を参考にするのがオススメです。
・もういない彼からの手紙で愛を再確認していく『P.S.アイラブユー』
最愛の夫ジェリーを脳腫瘍で突然亡くしたホリー。夫を亡くした喪失感から、失意のどん底にいた彼女の30歳のバースデーの日、夫からの“消印のない手紙”が届きます。亡くなった最愛の人から届く手紙を受け取るたびに、元気になっていくホリー。ジェリーを失った悲しみと、出会えた幸せをかみしめながら、徐々に生きる力を取り戻していく。そんなストーリーです。
・普段は言えないことを、カードに込めて
亡くなったジェリーからホリーに届く手紙の内容は、彼女を後押しするものばかり。
「今の仕事、辞めたいんだろ? 辞めるのを後押ししてあげるから、サインを見逃さないで」
「一度失敗したカラオケ大会のこと、気にしてるだろ? この機会にリベンジをしよう!」
「この機会に、ゆっくりやりたい仕事を見つけてみたら?」
「永遠に君を愛してる。だけど、君が新しい恋人を見つけてくれたら嬉しいな」
これらは、ジェリーが生前“思っていたけれど、面と向かっては言えなかったこと”なんです。ホリー自身も気づいてはいるものの、一歩踏み出せなかったことでもあります。
大切な相手だからこそ、伝えた方がいいと気づきつつ、言えていないことはあるはず。今年はバレンタインの力を借りて、彼の背中を押すように、想いをカードにしたためてみてはどうでしょうか。
今、あなたの隣にいる人が今日もいるとは限りません。バレンタインという日を利用して、彼との関係を見直してつつ、日頃はなかなか言えない気持ちを伝えてみてくださいね。素敵なバレンタインになりますように。