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シリコンバレーが火付け役。日常に取り入れたいバターコーヒー
よく耳にする「バターコーヒー」を、皆さんはご存知ですか?
文字通り、バターを入れたコーヒーが「バターコーヒー」と呼ばれる飲み物です。
「コーヒーにバターを入れるなんて、脂っぽくて飲みにくそう」そんなイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、この飲み物をダイエットに取り入れ手紹介した書籍はアメリカで大ヒットを記録し、日本でも専門店が出来るなどじわじわと浸透しているのです。
今回は、そんなバターコーヒーの歴史と、自宅で簡単にできるレシピをご紹介します。
ルーツはチベットの「バター茶」
こちらも文字通りバターを入れた「お茶」ですが、チベットでは一般的に広く飲まれているようです。
一日の寒暖差が激しく、厳しい気候のチベット。
このような環境でも、不足しがちな脂肪分を補給でき、身体を温める効果のある「バター茶」は健康維持のため重宝されている飲み物なのです。
また、遊牧民も多く良質なバターが手に入りやすいということも理由の1つなのかもしれません。
この「バター茶」をコーヒーにアレンジしたものが「バターコーヒー」です。
意外とも思える組み合わせの「バターコーヒー」は、シリコンバレーで火が付き、新たな健康食として瞬く間に世界へと広がっていったのです。
簡単に実践できるバターコーヒーのレシピ
材料
- コーヒー………………1杯
- バター…………………小さじ1
材料はたったこれだけですが、「バターコーヒー」に入れるバターは普段使っているものではなく、グラスフェッドバターと呼ばれる上質なものを用意しましょう。
穀物ではなく、牧草を主なエサとして育った牛はの脂質は、不飽和脂肪酸を多く含んでおり、中性脂肪やコレステロールを減らす効果も期待できます。
また、ギーと呼ばれるバターから不純物を取り除いたバターオイルで作るのもおススメ。
そして作り方も、驚くほど簡単。
コーヒーにバターを入れて、ミルクフォーマーで1分ほど攪拌するだけ。ミキサーでも代用は可能で、ポイントは分離しないようにしっかりとまぜる事。
忙しい朝でも、ささっと用意できるのが魅力ですね。
簡単、だけど効果は抜群
バターとコーヒーという意外な組み合わせの「バターコーヒー」ですが、濃厚でクリーミーな味わいにハマってしまう人も多いはず。
腹持ちも良いので、一食置き換えにも最適なドリンク。保温力のあるボトルに入れてオフィスに持っていくのもおススメです。
ネーミングのパンチ力に惑わされず、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう?