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「見た目」以外も重要。第一印象を良くして円滑な人間関係を作るコツ
「第一印象」はコミュニケーションにおいて重要である、と耳にした方は多いのではないでしょうか?
また一説には、「第一印象は最初の3秒で決まる」とも言われています。
仕事や恋愛、人と関わる際には第一印象がその後の関係を左右する、と言っても過言ではないかもしれません。
今回はそんな第一印象について、ご紹介します。
見た目だけで、本当に第一印象は決まってしまうのか
よく耳にするのが「第一印象は見た目で決まる」ということです。ですが、果たして「見た目」だけが第一印象を決定づけてしまうのでしょうか?
第一印象に関するメラビアンの研究によると、人は主に「言語・聴覚・視覚」に大きく影響されるそうです。
この効果については「視覚」「聴覚」「言語」の順に影響力が高いとされ、それぞれのパーセンテージをとって「7-38-55のルール」とも言われています。
つまり、見た目だけではなく話し手の声のトーンや、選ぶ言葉によっても第一印象はかなり変わるのです。
自然な笑顔と、抑揚をつけた話し方で心をつかむ
いくら身だしなみを整えていても、話すことに夢中で無表情だったり、発する言葉が棒読みでは、相手の心に残るどころか悪印象を与えかねません。
また、笑顔で中身のないことを口にしても、第一印象は悪くなるだろうと思います。
きちんと自分自身が伝えたい内容を整理し、それに沿った表情やジェスチャーを心がけることが重要です。
視覚情報ゼロの電話対応で、心がけるべきこと
電話でのコミュニケーションは、資格情報がないため聴覚から得る情報に偏ります。第一声が暗かったり、不機嫌だと、当然相手に与える印象は悪いものになってしまいます。
また、対面では資格情報に頼ることが出来るのでそれほどネガティブな印象を与えなくても、電話での対応では表情が見えない分リカバリーしずらいもの。
ですから、第一声は明るい声を心がけ、より丁寧な喋り方を意識すると良いでしょう。
特にビジネスシーンでは、この電話対応によって今後の関係が大きく左右されてしまう、ということも。
今後も続いていく関係だからこそ、相手がどのような印象を受けるかということを意識することが重要です。
良い人間関係の土台は「当たり前」の積み重ね
第一印象が悪いと、それを覆すためには膨大な時間と努力が必要になるとも言われています。
無表情で棒読みになってしまうだけで、大切な人間関係の第一歩を台無しにしてします。
笑顔でいること、抑揚のある話し方、相手がどのような印象を受けるかという想像力は、あなたの印象を大きく変えるはずです。
今回ご紹介した内容は、ごくごく当たり前の事。しかし、そんな「当たり前のこと」を、私たちは何かと理由をつけて疎かにしてしまいがち。
相手だけではなく自分のためにも、笑顔を心がけることは重要なのかもしれません。