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東京から25分の離島!?そうだ、伊豆大島に行こう。【前編】
大自然が作り出した島、伊豆大島。 砂漠があり、火山があり、そしてきれいな海がある、地球の息吹を感じられる島です。 そんな伊豆大島の住所は東京都。 実は、飛行機だと東京の調布飛行場から25分、船でも東京竹芝客船ターミナルから最短1時間45分で着いちゃうんです! そんなに広くないので、土日の1泊2日で十分に満喫できるのも魅力的ですね♪ さて行こう! と思って検索すると様々なパックツアーが出てきて迷いますが、 飛行機:新中央航空 船:東海汽船 と1つづつしか運行会社はありません。 ツアーではなく個人手配で行こうと思う方は、この会社のHPを見れば大丈夫です! 船についてはジェット船と大型客船の2種類があります。メリット・デメリットをそれぞれまとめてみました。 ・ジェット船 所要時間:1時間45分 料金:7110円 +メリット 海上から船を浮かせながら走るので揺れにくい 便数が多い −デメリット 海が荒れると欠航になりやすい デッキ等には出られない 席が選べない ・大型客船 所要時間:6時間 料金:2等 4390円 特2等 6590円 1等 8780円 特1等 10540円 特等 12300円 +メリット 夜行便がある 海の荒れに強く欠航になりにくい 特等室〜2等室までグレードが選べる デッキに出て景色を見られる 船内に食堂等もあり「船旅」ができる −デメリット 時間がない人には不向き 揺れやすい 時期や日によって運行状況は変わるので、HPで確認必須です。 また、私はジェット船でも少々酔ったので、非常に酔いやすい人は酔い止めを持って行くことをオススメします。 宿・ガイド・レンタカーなど、様々なものがパックになったツアーがあります。ものによっては大変お得なので検索してみると良いでしょう。 私は名産の椿が咲く3月に、レンタカーの予約がいっぱいでできないまま行きましたが、現地についたらトヨタレンタカーを使うことができました。 ただ山道や細い道が多いので、運転に慣れていない人は安全運転を心がけてください。交通量は少ないので、私は30キロくらいでずっと走っていました(笑) 自転車のレンタルもありますが、アップダウンが非常に激しく強風の日も多いため、乗り慣れていない人は避けた方が良いでしょう。
後編は、地球のスケールや息吹を感じられる地層切断面と三原山、おまけとして絶品の郷土料理をご紹介します!
大島のオススメスポット
泉津の切り通し
ジブリ感、パワースポット感満載の場所です。木の根が力強くとても神秘的で、異世界への入口のようです。 上に続く階段は思ったより短いですが、他にはなかなかない場所なので一見の価値ありです。 近くに車を止められるスペースがあるので、思う存分映え写真を撮れますね。裏砂漠
こちらはなんと日本で唯一の砂漠です。どういうことかというと、国土地理院が発行する地図に「砂漠」と記載されているのはここだけという意味です。「えっ鳥取砂丘は?」と思うかもしれませんが、「砂丘」と「砂漠」は違うのものなのです。 砂漠といえば砂の砂漠を思い浮かべるかと思いますが、表面は砂でなくスコリアという黒い火山岩に覆われています。実は世界的にも砂砂漠の方が岩石砂漠など他の砂漠より少ないんです。 「裏砂漠」という名称は、伊豆大島の中心火山である三原山の裏に広がるところからきています。 道路を走っているとさりげなく入り口があり、見落としやすいので注視してください。 さりげないですが、そこからではないと入れないようです。一般車両は進入禁止なので、周辺に駐車しましょう。 歩いているとまるで他の惑星に来たかのような錯覚に陥ります。ずっと奥まで続いています。風が強く、生き物の気配は感じません。 ここに限らず伊豆大島はスケールの大きい絶景が多いので、自撮り棒を持っていくといい写真が撮れるかもしれませんね!後編は、地球のスケールや息吹を感じられる地層切断面と三原山、おまけとして絶品の郷土料理をご紹介します!