読みもの
【学校再開】次世代に伝えたい保護者の想い
2020年05月25日、5都道県の緊急事態宣言が解除されました。
徐々に日常を取り戻しつつある私たちの生活ですが、前と全く同じように…というわけにはいきません。
アフターコロナの世界で待ち受けていた様々な試練は、これからもしばらく続きそうです。
生活様式の激変に戸惑う大人たち
学校再開の知らせに一番喜んでいたのは、宿題も課題もやりつくし、ゲームや漫画さえ飽きてしまった子どもたち。
担任の先生はどんな先生かな、同じクラスに仲良しのあの子はいるかな…。前日からずっとそんなことを言っていて、まるで遠足の前日みたいに目を輝かせてベッドにもぐりこみます。
その様子を見ていると、この自粛期間中がどれほど子どもにとって大変な時間であったかを痛感。
登校初日、山ほどの宿題プリントを詰め込んだランドセルを背負って家を飛び出す子どもの姿に、目頭が少しだけ熱くなりました。
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正直な事を言うと、学校が再開するにあたって、子どもは戸惑うのではないかと思っていました。しかし、実際は前日から眠れないほど学校を楽しみにしていたり、いつもよりも念入りに持ち物チェックをしていた子どもの様子に、戸惑っていたのは大人の方だったことに気づきます。
また、その姿から私たちは一層彼らの将来のためにもこの経験をほんの少しも無駄にしてはいけないと思ったのです。
生活が変わる、意識が変わる、未来も変わる
緊急事態宣言中は、各々が誰かのために過ごした期間でした。それが見知らぬ誰かであっても、思いやりをもち、家での時間を過ごしました。
こまめな手洗いうがいや消毒、正しいマスクの付け方など、この短期間で得た知識は必ず今後役に立つでしょう。
大人たちは責任をもって、子どもたちが安心して、安全に学べるよう手を差し伸べるべきなのです。また、次の世代にこの経験をつなげるためにも、私たちは一層努力をしなければなりません。
子どもに1枚のマスクを渡しながら、そんな新しい時代の幕開けを感じています。
Areti.子ども用マスク原価販売のご案内
本文中に使用した児童モデルが着用しているマスクは、Areti.より販売いたしております。
数量限定ではございますが、社会貢献活動の一環として原価での販売を継続しておりますので、ぜひお子様の安全を守るためにご活用ください。