読みもの
絵を描くこと、自分を表現することの大切さ。
私たちはこれまでに
一度は絵を描いて自分の心の内側や頭の中で思ったりイメージしたりしていることを
表現したことがあると思います。
私たちが自分のことを表現する手段として
一番身近であるのはきっと話すことだと思います。
言葉で伝えることは一番シンプルで伝えやすいと感じているからかもしれません。
それでもみんながみんな今自分の思っていることを言葉に乗せて上手く伝えられるとは限りません。
音やリズムに乗せて表現したり仕草や動作で表そうとするかもしれません。
絵を描いてみたら上手く伝えられるかもしれません。
自分のコミュニケーション方法は実に多彩で豊富にあるのかもしれません。
また、言葉だけでしか伝わらないと思っていると
逆に他人に対して理解が出来ずに自分の知らないうちに心がギュッと狭くなっているかもしれません。
絵を描くことは
自分を表現して自分と世界との存在を確かめている役割を担っています。
絵を描くことで
まずは、絵を描くことに集中しますね。
それは、ちゃんと言えば絵を描くことだけに集中するということで
他の思考が停止します。
人というのは常に何かを考えている生き物です。
この記事を書いている私も
朝起きた瞬間からトイレをしているときも
ご飯を食べながらも電車に揺られながらも
仕事についてからも
誰かと会話しているときも
仕事が終わって
帰りの電車でもスマホをいじりながらも
帰宅してシャワーを浴びているときも
本当に四六時中あれやこれやと考えています。
絵を描くことで
自分中のわだかまりや日常のなかで言葉に出来なかった感情を
絵に託して自分の内部から外に出して
自分自信と向き合うための行為をしているのかもしれませんね。
今は大人のための塗り絵コロリアージュや
削ってお絵描きするスクラッチアートなど
手軽に芸術を始められるツールがあるようなので
みなさんも芸術にチャレンジして達成感や充実感を感じながら
自分自身とゆっくり向き合ってみる時間をとってみるのも
たまにはいいのかもしれませんね。