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【特集:私の好きな花】我が家の春の楽しみ
春になると、なぜかワクワクする気持ちは私だけでしょうか。
日ごと暖かくなるごとに、道端の草木に色鮮やかな花が咲き始めると、これから好きな季節に変化すると嬉しい気持ちになるものです。
特に、今年の春は気温が低めで、通勤途中の桜の花が例年より長めに楽しむことができました。
我が家にも、春の訪れを知らせてくれる植物があります。
それは、大切に育てている珈琲の木。
数年前にイベントでいただいた15センチほどの苗だったのが、今や160センチの私の身長を超すほどの大きさに育ったものです。
この珈琲の木に、春になると白い花が咲くのがとても私の楽しみになりました。
珈琲の花は、白くてとても愛らしい花です。
我が家の珈琲の花は、5つの花弁が細長いもので、よく探さないと見落としてしまうほど小さなものです。
初めて花が咲いたときは、これまでに見たことがない美しい珈琲の花にとてもビックリしたのを覚えています。
そんな美しい珈琲の花は、たった2 日間しか咲きません。
桜は数週間咲いているのに、珈琲の花は2日間だけしか咲かないとてもはかない花です。
昨年は5つほど花が咲いたのですが、今年は1つだけしか花が咲きませんでした。
その貴重な開花を収めたのがこちらの写真です。
この小さな白い花は、まるで存在をアピールするようにジャスミンのような高貴な香りを放ちます。
花を咲かせるには日光が必要なので、日本で観葉植物として珈琲の木を育てても、花は咲かないと言われているそうなので、我が家の珈琲の木はとても貴重な存在です。
来年も愛らしい美しい花が咲くように、日ごろの水やりと、カイガラムシとの戦いに負けないように、日々珈琲の木を大切に育てていこうと思います。
珈琲の花の花言葉は、「一緒にやすみましょう」。
新型コロナウィルスの緊急事態宣言で行動制限だけでなく、これからの生活不安にネガティブになりがちですが、暮らしの中で緑を育てて、心に余裕も育てるように心がけてみることをおススメします。