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いますぐ旅に出たくなる!人生をリセットしたいときに観たい「食べて、祈って、恋をして」
ジュリア・ロバーツが主演してヒットした映画、「食べて、祈って、恋をして」は、まさに大人の女性のオアシス的作品。特に、旅行好きの女性にとってはかなり「ツボ」な映画のハズです。
物語は、結婚生活の破綻、そして年下の彼とのミスマッチに思い悩むところからスタートします。人生に疲れきったキャリア女性が選んだのは、イタリア、インド、そしてバリ島への1年に渡る旅でした。
イタリアでは美味しい料理と陽気な人々に囲まれ元気を取り戻し、インドでは瞑想しながら自分なりの悟りを開き、バリ島で運命的な恋に出会う、という大人の女性の再生物語なのです。
実は、この映画の原作「食べて、祈って、恋をして 女が人生で直面するあらゆること探究の書」は、作者エリザベス・ギルバートの実体験に基づいているとのこと。実体験!!!と、いうことは、私にも、そしてアナタにもその気があれば(そしてお金があれば)、実行可能なプランかもしれない!!1年の休暇旅行は難しいかもしれないけど、シンガポールで美食巡り(イタリアはちょっと遠いから)、タイのお寺で瞑想修行(インドに1人は難易度が高そう)、そしてバリ島で素敵な恋人に出会うためビーチパーティー三昧!各国1週間、計3週間のオリジナルツアーで推定予算40万円(お小遣い込)なら実現可能かも!!「東南アジアで叶える『食べて、祈って、恋をして』ツアー」として企画を旅行会社に持ち込もうかしら…
実際に実行するかどうかは置いておくこととして「もしかすると疑似体験は実行可能かもしれない設定」に心躍り、妄想が広がります。
物語の冒頭、ニューヨークでの主人公リズは、病的なまでに現状に対する虚しさと絶望感を抱えて息も絶え絶え。程度や理由に差はあれ、私たちにも起こり得ることですよね。リズのケースは、結婚と恋愛という異性にまつわる悩みからの逃避行でしたが、仕事の行き詰まりでも何でも、「無理!」と思ったら一旦逃げてしまうこともひとつの手かな、と前向きに思わせてくれます。向き合って戦うことだけが解決策ではない、「逃避行」することも勇気や行動力が必要なことなのです。ストーリーでは、旅は現実逃避からはじまり、今までの自分を見つめる時間を経て、人生の再生へと導いてくれます。
女性が美しく、輝くためには笑顔とトキメキは外せないもの。リセットして笑顔を取り戻し、トキメキに出会う手段として、「旅」は確かにうってつけ!日本では真剣に悩んで、押しつぶされそうなことも、海の向こうに渡るとすごく些細な事に思える、そんな経験をした覚えがある方も多いですよね?そう、旅には価値観や人生観のスケールを変えてくれる力もあるのです。自分のことを誰も知らない土地で過ごす時間は、アナタをたくさんの悩み、苦しみ、しがらみから、解放してくれることでしょう。
仕事を休めない?いえいえ、本気になればなんとかなるハズ!年齢なんて関係ない!行っちゃえばいいじゃん!!
ね、今すぐ旅に出たくなりませんか?
映画の中のイタリア、インド、そしてバリ島の景色はとても美しく、観るだけでも旅行気分を味わえる本作。リセットしたいけど時間がすぐにとれない方、「食べて、祈って、恋をして」で人生を変える旅の疑似体験からはじめてみましょう。
食べて、祈って、恋をして