読みもの
冬は空を楽しむ
冬。寒いし、乾燥するし、日は短いし、とネガティブな気持ちになりがちです。
姿勢も縮こまり目線も下に向きがちです。
ご多分に漏れず、私も朝はなかなか布団から出られないし、お肌はカサつき、いろんなことがスローになって、停滞しがちです。
それでも冬の楽しみがあります。
それは澄んだ空気の中で見る太陽です。
私はヨガを長年続けており、太陽にはとても思い入れがあるんです。
太陽礼拝という基本のフローも全ては「太陽に祈りを捧げる」というもの。
そのくらい命の源と考えられている太陽が、とっても綺麗に見られるのが冬。
湿度が低く、空気が澄むことで空中のチリやホコリ、水蒸気が少ないことで雲が発生しにくくなる。
いろんな条件が重なり、空本来の色が楽しめるのです。
夏はちょっとピンクがかったりする空も、冬は太陽のオレンジがとても綺麗。
朝少し頑張って起きて綺麗な朝焼けを見ながら深く深呼吸。
冷たい空気が冷えた体に入ってきますが、とても身が引き締まる思いです。
そのあとに、やかんで沸かしていた「白湯」を飲みながら体がゆっくり起きていくのを実感する一人時間はとても贅沢です。
内臓から温められて元気になった体。
お湯を沸かすことで少し乾燥が和らいだリビング。
東から入る太陽を感じながら過ごす朝の時間は私の冬のお楽しみです。