読みもの
寒い冬には温泉であたたまろう
ヒューヒューと北風が吹きつける季節になりました。
この寒さはいくつになっても苦手です。
冷え性の私には、外気温が下がると、手先足先が氷のように冷たくなり、肩こりや頭痛が起きやすい辛い季節です。
寒い時にはできることなら、動物のように冬眠して過ごしたいと思うほど寒さは苦手です。
そんな私でも、寒くても喜んで出かけたいのが温泉です。
日本には温泉がたくさんあるので、有名な温泉地だけでなく小さなひなびた温泉にも行ってみたいと思います。
特に寒い季節の露天風呂は、湯船に入るまでは寒いけれど、からだを一度湯船に沈めたとたんに幸せな気持ちに浸ることができるあの感覚がいいものです。
温泉には、温熱効果があるので血行が良くなり、新陳代謝が高まることで疲労回復が感じられます。冷え性の私でも、温泉に浸かると末端までぽかぽかとあたたまり、凝り固まったからだもほぐれるように感じます。
そのうえ、大きな湯船に入ると自然とからだが浮くような感じることで、心身ともにリラックスすることができます。
湯量の水圧によって、マッサージ効果もあるようで、日ごろのむくみも緩和されて足が軽くなるのを実感します。
また、発汗作用により溜まった体内の老廃物も出やすくなり、利尿作用を感じます。
もちろん自宅のお風呂でも同様の利点もあると思いますが、やはり大きな浴槽や、温泉を目当てに出かけることの非日常で楽しむ温泉の効果には勝るものはありません。
コロナの影響で、昨年の冬は温泉どころか出かけることもできなかったのですが、黙浴でいいので今年の冬は大好きな温泉旅へ近場でも出かけることができると、寒い冬も乗り越えられる気がします。