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糖質カット炊飯器でも糖質量に大差なし? 国民生活センターによる電気炊飯器に関する報告書の内容をわかりやすく解説
低糖質ごはんの仕組み

蒸し器に残ったごはんは通常炊飯のごはんより多くの水分を含んでいるため炊きあがったときの総量は増え、ごはん100gに含まれる糖質は同重量の通常炊飯のごはんよりも低くなります。ただし、水分が増えることでごはんの食感は柔らかくなります。
糖質カットごはんも食べる量には要注意
1合の米を通常炊飯で炊いた場合、お茶碗に約2杯分のごはんが炊きあがるとすると、糖質カットごはんは水分が増える分、お茶碗約3杯分※ほどに炊きあがります。
そのため同じ茶碗1杯のご飯を食べるなら、糖質カットごはんの方が糖質を抑えることができます。
蒸し器を使用し、でんぷんが溶け出たお湯を再吸収させない炊飯方法でも、食べる量には注意が必要です。
※炊飯時の水分量によって異なります
そもそも糖質制限とは?
2012年ごろから注目度が急上昇している糖質制限ダイエット。米やパンなどの糖質を抑えながらもたんぱく質や脂質は普段通りに食べることができ、空腹を我慢しなくていいという、誰でも始められる気軽さで一大ブームに。
しかし「糖質カット」という言葉だけが独り歩きし、いつもの食事に置き換えるだけで「血糖値が改善される」「量を気にせず食べても大丈夫」という誤解が生じています。
弊社の「ていとうシェフ」がHPなどで検査結果として記載している糖質カット率は、通常炊飯のごはん(白米モード)100gに含まれる糖質と蒸し器を使ったごはん100g(お粥モード)に含まれる糖質を比較したもので、外部試験機関にてテストを行ったものです。
ただし、疾病の治療、予防、健康保持増進等を目的としたものではありません。
糖質をカットしても食べすぎてしまった場合はその分糖質の摂取量も増えるため、食べる量には注意が必要です。
マルチクッカー ていとうシェフは炊飯以外に、低糖質な食材もシェフが作ったようにおいしく仕上げるための調理モードを搭載しています。バランスのとれた健康的な食生活を続けたいという方はぜひお試しください。