美肌の天敵と言えば、紫外線と乾燥! 春から夏にかけては紫外線量が増え、スキンケアの中でも美白ケアは定番となっていますが、どんな成分に注目すると良いのでしょう。この夏、アレティは美白作用が高いと言われる“α(アルファ)-アルブチン”配合の多機能UVクリームを発売し、嬉しいことにお問い合わせもたくさんいただいています。そこで、今回の美の旅は美肌道の基本のキ、『シミ』についてです。 シミを作りたくないなら、とにかくメラニンの生成を抑制せよ! 日差しが強い毎日。日焼け後に残るシミが心配ですよね。でも、どうして紫外線でシミができてしまうのでしょうか?人の肌や毛髪、瞳の色はメラニンという色素の量や種類(黒〜褐色のユウメラニン、黄〜赤色のフェオメラニン)で決まります。肌に紫外線の刺激を受けると活性酵素が発生し、色素細胞のメラノサイトでメラニン生成酵素チロシナーゼの働きが活発に。そのチロシナーゼがアミノ酸の一種であるチロシンと反応した結果、メラニンに変化します。 本来メラニンは真皮に紫外線が届かないように吸収し、皮膚を守る大切な存在です。しかし、加齢などが原因でメラニンが過剰に生成されると、ターンオーバーでも排出しきれずにシミとして残ってしまうのです。 厚さ0.1〜0.3mmの表皮。基底層の表皮細胞が少しずつ押し上げられ、角質となって剥がれ落ちます。通常はこのターンオーバーでメラニンも排出できますが、過剰に作られたメラニンが蓄積されてしまうとシミになる仕組み。 おまけに、日焼けをくり返すことで皮膚の細胞はダメージを受け、しなやかさやハリが減少。シワまで目立ってしまうことに! シミができやすいかどうかは、日焼けの回数や子どもの頃からの日光に当たった量でも決まると言われているので、小さなころからのケアが大切なんです。 しかし、浴びてしまった紫外線をなかったことにはできません! そこで、夏のダメージケアとして美白化粧品を使用する女性も多いと思いますが、一般的に美白化粧品に配合されているのが冒頭でも出てきたa-アルブチンなのです。...