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【 ヘアアイロン 使い方 】 初心者 必見!ヘアアイロン 温度設定の基本と適正温度を美容師さんが解説
ヘアアイロンは何度で使っていますか? 低すぎると何回もヘアアイロンをあてないといけないし、高すぎると髪に負担がかかってしまう……。ヘアアイロンは自身の髪に合った温度で使用すると艶がアップし、ダメージを軽減できます。ラストパートでも「ヘアアイロンの適正温度」について、ヘアメイクアーティストの根本 弓さんに伺いました。
Q1.適正温度を見つける方法を教えてください。
A1.髪質や髪の状態によって異なりますが、カールアイロンなら120℃くらいの低い温度から始めて、カールをキープできないようなら少しずつ上げていきます。何度も巻かないといけないようだと髪にダメージを与えてしまうので、一度でカールが付いて、一日キープできる最低温度がベスト。
ストレートアイロンはもう少し高めの温度から始めて、1度でなめすように滑らせ、キレイになる温度が適温です。
メーカーやカールアイロンなのか、ストレートアイロンなのかによって同じ温度設定でも仕上がりが違うので、あくまで目安ですが、ダメージヘアは100~140℃、細い髪質やカラーをした髪には140℃、ダメージレスの髪には150℃、太い髪質は160℃、40代以降の大人髪なら130~150℃でお試しください。
Q2.カールアイロンはストレートアイロンよりどれくらい低めに設定すれば良いのですか?
A2.普段のストレートアイロン使用時よりも10~30℃下げた温度でお試しください!
【美の旅編集部より】
キレイで長持ちするカールを作るためには、一か所にアイロンをあてる時間は3~4秒が理想。ストレートに整えるときよりアイロンを長めにあてるので低めに設定し、ダメージを減らしながらカールヘアを楽しんでください。
Q3.根元、中間、毛先で設定温度は変えるべきですか?
A3.髪のダメージにもよりますが、特にロングヘアの方は変えた方がいいですよ! 根元付近が150℃なら、中間を140℃、毛先は100~130℃で温度を調整できると良いのですが、毎回変えるのは大変なので、まずは根元付近から中間を整え、毛先は最後に厚めのスライスをとってアイロンをあててください。
Q4.よく日本人の髪質は細く、ヘアアイロンの温度は低めが良いと聞きます。本当ですか?
A4.例えば、ヨーロッパ出身のモデルさんは細くやわらかな髪質が多いので、高温のヘアアイロンは効かず、低温でやります。欧米やヨーロッパの方々の髪質と比べ、日本人を含むアジア人の髪にはハリ・コシがあり、キューティクルもしっかりしています。けれど、日本人だからというより、髪質に合わせることが大切。ただし、髪質に関係なく、高温を何回もあてるとダメージが大きくなるので、やはり適正温度がベスト。髪のコンディションに合わせて変えることも効果的ですよ。
<プロフィール>
根本 弓/ヘアメイクアーティスト
美容室勤務、ヘアメイクアシスタントを経て独立。現在は雑誌、カタログ、CM、映画、webムービーなど、幅広い分野で活動中。