商品紹介
美容家電ブランドを展開するアレティが、職人の技術で最高のヘアアイロンを開発。比較サイトでも高評価を得るロングセラー商品が完成するまで
アレティ株式会社はプロ仕様のヘアドライヤーから始まり、ヘアアイロンや美顔器などの開発、販売、アフターサービスも社内一貫体制で行うことにこだわる美容家電ブランドとして成長してきました。現在はキッチン家電やキャンプギアなども手掛け、幅広い分野で事業を展開しています。
それぞれのカテゴリーや使用するシーンは違っても、商品化するまでの共通点は「本当に使いやすいものをお届けする」という信念です。
そんなアレティのロングセラーである「オールマイティ 純セラミック ハイブリッド ストレートアイロン(i679PCPH-WH/20mm)」は比較サイト mybestの『ストレートアイロン おすすめ人気ランキング』で24か月間1位をキープ※しています。特に挟みやすさと巻きやすさで高評価をいただき、プレゼントとして購入していただくことも多い商品です。※2022年7月~2024年8月時点
引用 mybest https://my-best.com/1021
今回はヘアアレンジのしやすさだけではなく、「ヘアアイロンは熱や摩擦のダメージが気になる」という方にも選ばれている特別な1本が完成するまでの開発秘話をアレティ PR担当の高崎がご紹介します。
「使いやすさ」を追求。20種類以上のヘアアイロンを展開するアレティが目指すのは「髪のダメージ軽減」
ヘアアイロンは熱で髪を柔らかな状態にし、まっすぐ伸ばしたり、カールを付けるなど、髪のスタイリングには欠かせないアイテムです。パーマのように刺激が強い薬剤を使用しなくても一時的にクセ付けできますが、直接髪に高熱を当てるため髪への負担はゼロではありません。
しかし、ダメージを気にするあまり温度を低くしすぎると、せっかくのスタイリングが長持ちしないことも。
アレティはヘアアイロンメーカーとして、ストレート、カール、ブラシタイプなど、合計20種類以上を展開しています。いずれも細かな温度調節機能、髪を押しつぶさないよう開閉しないスリット式プレート、やけど防止の送風機能など、安心して日常的に使ってもらえるヘアアイロンを追求したアレティのこだわりが詰まっています。
アレティの信念としている「使いやすさ」には操作性だけではなく、安全性やユーザーの満足度も含んでいます。だからこそヘアアイロンに関するお悩みで多い“髪のダメージ”を極限まで軽減したいという思いを、職人たちと共同作業で形にすることになりました。
今までにない、髪への負担を軽減するヘアアイロン。商品化には課題も
一般的なヘアアイロンのプレートはアルミニウムをベースに、すべりやすいコーティングを施しています。
アルミニウムは熱伝導性に優れ、コストを抑えることができるからです。
とはいえ、コーディングの質によっては髪が引っ掛かり、かえってダメージを蓄積してしまいます。
その点、純セラミックはコーティングがはがれることはありません。金属を上回る硬さで傷が付きにくいため滑らかな質感をキープし、熱を加えると放出される遠赤外線で熱効率が高まります。
調理などでも遠赤外線効果は知られている通り、食品の場合、表面を焦がし過ぎず、中は水分を閉じ込めてふっくら仕上げるイメージです。
ただし、焼成後の寸法にバラつきが出やすいという難しさがあります。また、焼成温度が高いほど硬度が上がりますが、急激な加熱や冷却には弱く、大量生産が難しいという問題をクリアしなければなりませんでした。
中国の小さな町工場で築いた信頼関係が商品実現への大きな鍵に
アレティの純セラミックプレートは調合、焼成など、8つの工程を経て完成します。その全てに熟練職人による手仕事と見極める目が不可欠であり、お客様にはお届けまでに少しお待ちいただくこともあります。
上記の工程は中国の江蘇省宜興市にある小さな町工場で行っています。
低温脱ろうの工程では温度が高すぎると割れる原因となり、研磨も強い力が加わるとひび割れてしまうなど、純セラミックプレートは熟練職人の技術の結晶なのです。
弊社は貿易会社を通さず、直接職人と信頼関係を築くことができた点が実現への大きな一歩だったと思っています。
プレートの完成までに必要な時間は15日間。
品質を維持するためにあえて自動化せず、美容家電メーカーが誇る純セラミック ヘアアイロンの完成!
となるはずでした。
高硬度ゆえの課題に直面
複雑な工程を経て手作りで完成する純セラミックプレート。セラミックは窯の中で少しずつ隙間が減少し、高硬度に仕上がります。ツヤツヤなプレートを見るだけで、滑らかな髪通りが思い浮かびます。
しかし、純セラミックプレートの試作品で実際にスタイリングしてみると、その硬さゆえ、髪をはさんだときの力を逃がすことができません。圧力が分散されないために髪が押しつぶされる感覚がありました。
髪を押しつぶす=髪の表面を覆うキューティクルの損傷に繋がるため、開発は振り出しに戻ることに。
逆転の発想から生まれたハイブリッドプレート
そもそも、健康な髪の毛の断面は丸くなっており、内部の水分などが流出しないようにキューティクルで覆われています。しかし、ダメージがあると中が空洞化して断面は歪み、キューティクルの乱れも発生しやすい状態になります。ダメージヘアを硬いプレートで挟むと髪表面にかかる摩擦が増え、さらにダメージを進行させてしまいます。
では、逆転の発想で、純セラミックプレートと対になるもう片面は挟んだ時の力を逃がす構造にできないか。
ここから生まれたのがハイブリッドプレートでした。
ハイブリッドプレートは複雑な形状のため、あえてアルミをベースにセラミックコーティングを施しています。そこにはめ込んだ一本のシリコンが硬いセラミックの力を程よく吸収し、髪とプレートの密着力が上がることで、ストレートはもちろん、カールも最低限の回数でしっかりクセ付けできるようになりました。
私たちはこのヘアアイロンをPCPH(pure ceramic plus hybrid)と名付けています。
このPCPHの技術はアレティだけです。
そして、高い技術を持つ職人一人一人が仕上げの工程まで丁寧に取り組んでいるからこそ実現できたと思っています。
他にもPCPHには一般的なものとは異なる点があります。
通常、ヘアアイロンは挟む力が弱すぎるとクセをまっすぐに伸ばすことができず、程よい力加減が必要です。
ヘアアイロンは100℃以上に発熱するため、PCPHのシリコンは接着剤などで固定することができません。力を入れすぎるとシリコンのズレが生じることがあります。
ホームページなどでもお伝えしていますが、アイロンを通すときは力を入れずに、ゆっくりと滑らせてください。通常のヘアアイロンの半分ほどの力で十分です。本当にそれだけでスタイリングのしやすさが格段に上がる特別な1本なのです。
ダメージ減だけじゃないPCPHの魅力。幅広い世代の悩みに応える、アレティの集大成
PCPHの良さはそれだけではありません。アレティのヘアアイロンはハイパワーヒーターを採用しているため温度ムラが生じにくく、純セラミックが発する遠赤外線との相乗効果で低温設定でもスタイリングが可能です。
実は高温をあてると色が抜けやすいヘアカラー後の髪にも最適で、特に色が浸透しにくい寒色系のヘアカラーをしている方は80~120℃でお試しいただきたいと思っています。
今まで、ヘアアイロンといえば若い世代の愛用者が多かったのですが、低温でスタイリングできるヘアアイロンなら白髪染めを長持ちさせながら、つぶれやすい後頭部などはボリュームアップさせるといったおしゃれも叶い、悩み多きミドル世代、シニア世代にとっても、一度使っていただければ手放せないヘアケアツールになるはずです。
アレティは常にお客様の声を聞きながら製品の改良を続けています。PCPHはその集大成とも言えるヘアアイロンなので、ぜひお試しください。
詳細はこちらからご確認ください