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【保存版】髪のツヤがアップするヘアアイロンの仕組み
普段、何気なく使っているヘアアイロン。ただ単にプレートを熱しているわけではありませんよ。プレートの下、ハンドル内部には髪の毛を傷めないため、安心して使っていただくため、ヘアアイロンメーカーのこだわりが詰まっています。
基本構造をご紹介
アレティのヘアアイロン内部を初公開。
上下のハンドル部分には温度制御、デジタル表示、安全装置の電子回路が入り組んで、一般的なヘアアイロンより複雑な構成。
ヘアアイロンは電源を入れると程なくして200℃ほどの高温になります。
その熱源は、ヘアアイロンに搭載されたヒーター。
一般的には『PTCヒーター』『MCHヒーター』の2種です。
定番は『PTCヒーター』で、温度が上限に達すると消費電力を一定に抑えるため、無駄な電力を消費せず、安全で長持ち。
『MCHヒーター』は最高で700℃まで温度が上昇し、加熱速度がスピーディなのが特徴です。
アレティのヘアアイロンも、ヘアアイロンの特色に合わせてどちらかのヒーターを搭載。
このヒーターが金属をベースにしたプレートを熱し、熱で髪を柔らかく、整えやすくしながらストレートに伸ばしたり、クセをつけ、熱が冷めるときに髪の毛にクセを定着させています。
設定温度を維持できるかが
ヘアアイロンの命!
ヘアアイロンはヒーターを搭載しても冷たい髪を挟むたびに熱が奪われ、プレートに温度ムラが生じてしまいます。
温度にムラがある、熱が上がりきっていないヘアアイロンで髪の毛にクセをつけようとすると、しっかり熱が伝わらず、中途半端に加熱されたヘアアイロンを繰り返し髪に当てることに。
スタイリングに時間がかかるだけではなく、熱ダメージが蓄積されてしまいます。
髪へのダメージを軽減するためには、ヘアアイロンは髪質に合った適温を維持することが大切!
つまり、ヒーターと同じくらい重要なのが、温度を制御しながら、髪を挟んでも温度を維持できるようにコントロールする基板です。
お店にも、ネットにも多種多様なヘアアイロンがありますが、温度の調整範囲が細かく、広いヘアアイロンほど精度の高い温度制御の基板が欠かせません(その分、価格にも反映されてしまいます)。
ヘアアイロンユーザーの皆さん! 使用途中でクセがつきにくくなっていませんか?
スタイリングの仕上がりも、キープ力も温度コントロールがポイントなので、ヘアアイロンを選ぶ際は温度の設定幅、加熱速度にも注目してみてくださいね。