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朝食NGのフルーツって?正しい知識で食材を味方に!
みなさんは朝食に何を食べていますか?ごはん派?パン派?
もしくは、フルーツを食べていますか?
朝スムージーの流行もありフルーツと聞くと健康的なイメージをもたれる方も多いのではないかと思います。もちろんフルーツにはビタミン補給やミネラル補給など様々な効果が期待できます。
しかし、中には朝に食べることがあまり好ましくないフルーツがあるのです。
今回は『朝食には向かないフルーツ』をご紹介します。
朝のNGフルーツはこれ!
一見ビタミン豊富で身体に良いとされる柑橘系のフルーツですが、実は朝食に摂るとシミの原因になってしまう恐れがあります。
これは柑橘系のフルーツに含まれるソラレンという物質が紫外線の吸収率を高めることによりシミや色素沈着を引き起こしてしまうから。
ソラレンを含む果物は、グレープフルーツ、キウイ、レモン、オレンジなど。朝食にこれらのフルーツを摂取するのは、避けた方が良さそうです。
だからといって柑橘系のフルーツは悪い物!というわけでもありません。
というのもソラレンを含むフルーツの多くは、クエン酸を含んでいるものが多いので、身体に溜まった疲労感の原因でもある乳酸を分解し、新陳代謝を促してくれる効果もあるのです。
そのため、朝に食べるのはNGですが、一日の疲れを感じる夜のデザートには最適の食材と言えます。
朝にピッタリの、フルーツは?
逆にソラレンを含んでいない果物…イチゴ、ブドウ、リンゴ、バナナ、梨など。朝食にはソラレンを含んでいないフルーツを選ぶことが大切です。
朝食にフルーツを選ぶと、こんなスゴイ効果も!
まず、フルーツに含まれる果糖は吸収が早いため、素早く脳に届き目覚めが良くなります。また、植物酵素を摂ることで朝ごはんの消化吸収力を高め、ビタミンを補給しながら消化にかかる負担を減らすことができるのです。
朝食にはフルーツに合わせて、食物繊維を多く含むオーツ麦を原料としたグラノーラ(オーガニックタイプがおススメです)や、無糖のヨーグルトと合わせると必要な栄養分を摂取することができます。
正しい知識で、フルーツを味方に!
フルーツにはまだまだたくさんのポジティブな効果があります。しかし、それぞれきちんと正しい知識がなければ、先ほどの柑橘系フルーツのように知らず知らず、シミの原因などを作ってしまうこともあります。
フルーツに限らず、食材について正しい知識を身に付けることで、より健康的な毎日を送ることができるはず。
朝食は一日の始まりに欠かせない食事。是非、この機会に朝食を見直してみては?