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ありがとうをあげようサンクスギビング
|ハートフルな言い伝えがサンクスギビングの起源
1600年ごろ、アメリカで新生活を始めたイギリスから来た住民達は、新しい土地に慣れることができず、冬用に食料を蓄えることができませんでした。そこで、対立していたはずのアメリカの先住民達が食料を分け与え、全員で食卓を囲んだ、というようなハートフルな言い伝えがサンクスギビングの起源とされています。
|現代のサンクスギビングはどう祝われているの?
今でもアメリカでは家族で集まり、大人数でごちそうを囲む、という伝統が色濃く残っています。
午前中、もしくはその前日からご飯を支度し始め、午後になると男性陣はアメリカンフットボールをテレビで観戦したり、子供たちと外で遊んだりします。
夜には七面鳥、ハム、グラタン、マッシュポテト、パンプキンパイ、などの秋のアメリカのソウルフードが食卓を彩ります。
サンクスギビングは11月の第3木曜日に行われているんですが、ブラックフライデーという第3金曜日に行われる年に1度の大セールも大盛り上がりです。
日本のお正月と初売りみたいですね。
このセールはサンクスギビングの夜中から行われるのでご飯が終わり次第、元気がある若者やその親が買い物に出かけます。1年に1度の大セールなので、この際にクリスマスプレゼントを用意する家族が多いです。
そして小さい子供はおばあちゃんなどと家でボードゲームなどをしてお留守番をしているのが典型的なサンクスギビングの流れです。
|日本でのサンクスギビング
日本でも数年前からサンクスギビングが流行り始まり、最近では七面鳥を出すレストランもありますが、サンクスギビングの浸透はまだまだ浅く、主流化はしていません。
ですが、最近では大手通販サイトなどではブラックフライデーセールをよく見かけるようになりましたね。
セールの文化だけでも流行ってくれると消費者としては嬉しいですね。
|サンクスギビング(英表記:Thanksgiving)を日本語に直訳すると
そんなサンクスギビングですが、一番注目するべきポイントは、
サンクスギビング(英表記:Thanksgiving)を日本語に直訳すると、
「ありがとうをあげる」
になるところです。
実際、サンクスギビングは家族や友人、環境などへの感謝の気持ちを改める日でもあります。
ありがとうと言われる存在、ありがとうと言える存在、
どちらも素敵だと思います。
「ありがとうをあげる」という事を心がけて過ごすのも美の旅の一部と言えるのではないでしょうか。