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髪のダメージホールがうねりの原因に
丁寧にブローして出かけても、気が付くと髪がうねっている。湿度が高い時期だけではなく、乾燥する今の季節も『髪のうねり』は大問題。うねり は加齢による影響も大きく30代から要注意ですが、髪内部のダメージホールが引き起こしている可能性も。
内部に空洞ができてしまう!
紫外線やドライヤーなどの高熱、摩擦やヘアカラーなど、日常生活の中には髪にダメージを与える原因がいっぱい。
髪をうろこ状に覆って水分やタンパク質などの流出を防いでいるキューティクルがダメージで傷つくと、髪の内部も傷み、ダメージホールという空洞ができてしまいます。
この空洞に空気中の水分が入り込むと部分的に膨張し、『うねり』が生じます。
おまけに、髪表面に凹凸ができることで光が乱反射して艶がなくパサついて見える、髪がふやけると柔らかくなって切れやすいというデメリットも。
ちなみに、髪の理想的な水分量は11~13%といわれています。健康な髪は湿度が高くても水分を吸収し過ぎることはありません。
特化したヘアケアを
残念ながら、キューティクルが傷つくと自然に修復されることはありません。
ダメージホールに水分が多く取り込まれてしまうと、栄養成分であるタンパク質が溶け出てしまいパサついた質感になってしまいます。
そのため、キューティクルのめくり上がりを改善し、ダメージホールをしっかり埋めるヘアケアが必要です。
髪は毛母細胞が分裂し、表面に出てきた時点で角化=死んだ細胞ですが、補修は可能。
髪に艶が出ると重く見えていた髪も軽やかに!
心が弾む春はすぐそこ。ヘアケアで顔全体の印象もパッと明るく変わりますよ。