商品紹介
【 ヘアアイロン 使い方 】 初心者 必見!専門家に聞いた ヘアアイロンの正しい使い方
Part1ではヘアアイロンの基本的な選び方を教えてくれたヘアメイクアーティストの根本 弓さん。Part2では「熱ダメージによる髪への負担」について伺います。ヘアアイロンを使う前に、改めて正しい使い方をおさらいしましょう!
Q1.なぜ髪は熱に弱いのですか?
A1.髪の毛はタンパク質でできているからです。タンパク質は熱に弱く、熱によってキューティクルがはがれてしまうため、髪内部の水分が蒸発して髪がパサついてしまいます。
【美の旅編集部より】
よく耳にする例えが“卵”。熱を加えるとタンパク質変性が起こり、とろりとした生卵から固くなります。
約80~90%がタンパク質でできている髪の毛も同様で、健康な髪はタンパク質で満たされているのに、熱ダメージを負った髪の内部はタンパク質が集まって固まり、空洞ができてしまうためスカスカ。そうすると切れ毛、弾力の低下、ごわつきが目立ってしまいます。
Q2.できるだけヘアアイロンをあてる回数を少なく仕上げるためのコツを教えてください。
A2.大切なのはヘアアイロンの前にしっかりブラッシングをすることと、髪の水分量などのベースを整えること! 濡れた髪にヘアアイロンの使用は絶対にダメ(ちなみに、ヘアアイロンで強く引っ張る、擦る、逆なでもNG)。しっかりと乾かし、ダメージがあったり、乾燥毛の場合はスタイリング剤などで保湿し、前処理をするだけでもヘアアイロンの効果が違ってきますよ。
ヘアアイロンのダメージを軽減させたいときも、ブラッシング+ダメージ予防のスタイリング剤で髪を保護し、厚めのスライスでヘアアイロンをあてることを意識してください。
【美の旅編集部より】
Areti.ではヘアアイロンやドライヤーの前に使っていただきたいアレティ トライアクティブ ヘアミストが人気! 熱を加えることで補修効果があるγ-ドコサラクトン、保湿成分のプロパンジオール、ベヘントリモニウムクロリドなどを配合。ヘアアイロンを使用する前に髪全体に吹きかけ、ドライヤーで乾かした後にご使用ください。
Q3.ヘアアイロンをあてる回数を減らすとセット力が足りないと感じるときは、どのようにスタイリングすると良いですか?
A3.ヘアアイロンを使った後に、カールの場合はクッションブラシなどでボリュームアップさせ、ムースやスプレーでキープさせるのもひとつの手。ストレートならオイルなどで艶をアップさせながら髪を落ち着かせると良いですよ。
【美の旅編集部より】
Q2の編集部コメントでもご紹介したアレティ トライアクティブ ヘアミストに配合したγ-ドコサラクトンは熱を加えることで補修効果があることに加え、スタイリングを記憶させることもできるので、湿度が高い日もカールやストレートをキープ! すぐにクセが出てしまうという方も是非お試しください。
Q4.顔まわりから始め、バックまで仕上げたときには最初に整えた部分が崩れてしまいます。コツはありますか?
A4.ストレートもカールも襟足やバックから始め、トップ、サイド、前髪の順で進めると最後に顔まわりがうねらずに決まりやすいですよ。このとき、トップはふんわり感を重視して、サイドでバランスをとるように意識するとスタイルを整えやすいです。
<プロフィール>
根本 弓/ヘアメイクアーティスト
美容室勤務、ヘアメイクアシスタントを経て独立。現在は雑誌、カタログ、CM、映画、webムービーなど、幅広い分野で活動中。