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【特集】免疫力をアップさせる「眠り」
新型コロナウィルスのニュースが毎日報じられて、落ち着かない日々を過ごしている方も多いと思います。
感染しない様、1人1人が出来ることをやっていくしかありませんね。
うがい、手洗いはもちろん、免疫力アップも1つの対処法です。
免疫力を高め、病気にかかりにくい身体を作る事。
それはコロナウィルスだけに限らず、全ての病気に対しても言えることです。
では、免疫力を上げるにはどうすれば良いのでしょう?
それは日々の生活で簡単に出来る事です。
「食べる」「寝る」「動く」
私たちが日々、自然に行っていることを、より良質にすることで出来ます。
今回はその「寝る」にポイントを置いて考えてみました。
人の眠りには、「レム睡眠」と呼ばれる身体を休める眠りと、「ノンレム睡眠」と呼ばれる脳を休める眠りがある事ご存じでしょうか。
一般的に、理想的な睡眠時間は1日7〜8時間と言われていますが。
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」は、そのサイクルが約90分と言われていて
「レム睡眠」の際に起きるとスッキリと目覚めることができるそうです。
つまり、90分の倍数となる睡眠時間が理想的。
だから無理に7、8時間も眠ろうとしなくても良いって事。
要は、「質」。如何に質の良い睡眠をとることが、必要だという事です。そこで、その快眠を五感に分けて検証してみました。
視覚
昼間は出来るだけ明るい光の中で過ごし、就寝1時間前には照明を暗くしましょう。
朝になったら窓を開けて朝日を浴びることで、眠気をもたらすホルモン物質「メラトニン」の分泌が抑えられ、すっきりと目覚めることが出来ます。
もちろん、寝る前のパソコンやスマートフォンなどのブルーライトを発する電子機器の使用は出来るだけ避けたいですね。
聴覚
安眠するためには騒音が40デシベル以下の環境が理想と言われています
クラシックやヒーリング音楽などの静かな音楽を、就寝時にタイマーを使って
1時間ほど聞くのも効果があります。
嗅覚
ラベンダー、イランイラン、ヒノキ、ベルガモットなどのアロマが、安眠をもたらす知られていますが、これらの香りは、副交感神経を優位にし、リラックス効果があります。
特にラベンダーの香りは、不安感を抑え、睡眠の質を向上させてくれます。
ただし、ペットを飼っている人は、ペットに害を与える香りもあるので要注意です。
味覚
必須アミノ酸の「トリプトファン」と非必須アミノ酸の「グリシン」は
快眠に欠かせない栄養素と言われています。
その「トリプトファン」を多く含んでいる食材が、牛乳とサーモン。
実はこの『ロヒケイット』という北欧の食べ物が、快眠をサポートしてくれる料理なのだそうです。
サーモンや野菜を、牛乳で煮込んだスープ料理。簡単に作れるのでお試しあれ。
触感
最後は触感。どのように快眠と関連性があるのかと、ちょっと考えてしまいますが、肌触りのいい寝具やナイトウェアを着ることで、その心地よさが良い眠りの導入に繋がります。
例えば、冬は保温性のあるシルク。夏は爽やかさを与えてくれるコットンやリネンなど、自分にあったリラックスできる素材を探してみましょう。
色々と書きましたが、これら全部を網羅するとなると、逆に気になってしまって
眠れなくなる!なんて事にもなりかねません。
無理をしない範囲で、いくつか実践してみては如何でしょう。
寝る子は育つ。と言うことわざがあるように、快適な睡眠は、健康な身体つくりに欠かせませんね。
因みに私の1番の安眠方法は、ペットの猫と寝ることです(笑)